自殺対策
昨日は研修医へ健康づくりのレクチャーと課題発表のためのディスカッションを行いました。現在、わが国では「自殺予防対策」と「自殺対策」はほぼ同義語で使われており、
○実態把握
○健康教育・普及啓発の事前予防
○早期発見・早期介入
○危機介入
○自殺念慮の深い者・自殺企図者への支援
○自死遺族への支援
等の取り組みを対策として位置づけています。研修医とは、地域における自殺(予防)対策の課題についてディスカッションを行いました。主な内容は次のとおりです。
○自殺という出来事をつつみかくすような地域性がある。
○自殺対策が対象とする精神疾患としてうつ病が取り上げられるが、実はうつ病だけでなく、広く精神疾患・精神障害への偏見が社会にはまだまだある。
○精神疾患についての正しい知識の普及も必要だが、それだけでは当事者の生活のしづらさは住民にわかってもらえない。
○各種統計からでは課題の掘り下げでは難しく、実態把握が必要であるが、その方法が確立されていない。
○全国的にも取り組みがスタートしたばかりである。
研修医はまとめに苦慮しているようですが、文献調査、関係者へのインタビューをもとに、研修医がどのように自殺という問題を受け止めたのか、明日の発表を楽しみにします。
ところで、わが国の自殺対策の専門家は健康教育や普及啓発により、自殺件数をある程度減らすことできると考えています。私自身も前任地において、健康教育や普及啓発の充実により、H13~H15の3年間の自殺死亡件数が35~40件であったのが、その後H18で20件に減少したのを経験しました。今年は15件程度まで減少するらしく、専門家達の考え方を支持しています。もちろん健康教育等は普遍的に効果があがるとまでは言い難いと思いますが、その内容や地域条件によりドミノ倒しのような効果が上がる可能性があるのではないかと考えています。
一方、歯科保健を含めた生活習慣病予防に対する健康教育の公衆衛生的効果は私自身懐疑的にとらえています。歯科の健康教育と自殺予防の健康教育は何が違うのか、研修医の課題発表の後、自分なりに比較検討してみようと思います。
○実態把握
○健康教育・普及啓発の事前予防
○早期発見・早期介入
○危機介入
○自殺念慮の深い者・自殺企図者への支援
○自死遺族への支援
等の取り組みを対策として位置づけています。研修医とは、地域における自殺(予防)対策の課題についてディスカッションを行いました。主な内容は次のとおりです。
○自殺という出来事をつつみかくすような地域性がある。
○自殺対策が対象とする精神疾患としてうつ病が取り上げられるが、実はうつ病だけでなく、広く精神疾患・精神障害への偏見が社会にはまだまだある。
○精神疾患についての正しい知識の普及も必要だが、それだけでは当事者の生活のしづらさは住民にわかってもらえない。
○各種統計からでは課題の掘り下げでは難しく、実態把握が必要であるが、その方法が確立されていない。
○全国的にも取り組みがスタートしたばかりである。
研修医はまとめに苦慮しているようですが、文献調査、関係者へのインタビューをもとに、研修医がどのように自殺という問題を受け止めたのか、明日の発表を楽しみにします。
ところで、わが国の自殺対策の専門家は健康教育や普及啓発により、自殺件数をある程度減らすことできると考えています。私自身も前任地において、健康教育や普及啓発の充実により、H13~H15の3年間の自殺死亡件数が35~40件であったのが、その後H18で20件に減少したのを経験しました。今年は15件程度まで減少するらしく、専門家達の考え方を支持しています。もちろん健康教育等は普遍的に効果があがるとまでは言い難いと思いますが、その内容や地域条件によりドミノ倒しのような効果が上がる可能性があるのではないかと考えています。
一方、歯科保健を含めた生活習慣病予防に対する健康教育の公衆衛生的効果は私自身懐疑的にとらえています。歯科の健康教育と自殺予防の健康教育は何が違うのか、研修医の課題発表の後、自分なりに比較検討してみようと思います。
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