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昨日は脳卒中対策についての協議を行いました。実はこちらの圏域では色々な事情により脳卒中対策の検討がここ2、3年できていませんでした。それとともに対策もあっという間に下降線をとどってしまいました。ある先生が「システムはさびる」とおっしゃっていました。まさにそれを絵に描いたようです。 歯科保健対策もある時期に力を入れて充実しても、ちょっと「手抜き」が2〜3年続くと衰退の一途をたどることになります。予算がないと人はいいますが、実はシステムは人づくりであるということを忘れてはいけません。 今日は臨床栄養の特集「歯周病と全身疾患」のシリーズ、「骨粗鬆症と歯周病」です。執筆は愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科、歯学部歯周病学講座の稲垣幸司先生らが行っています。 まとめを紹介しますが、骨粗鬆症と歯周病については明確な関係がいえるほど研究がそろっていないといえるようです。住民への啓発にあたっては注意が必要であるといえそうです。 【骨粗鬆症と歯周病】 ○下顎骨と骨密度と腰椎や橈骨骨密度は中等度の相関(r=0.3〜0.5)を示している。したがって、全身の骨量の低下は、口腔(顎骨)の骨量の喪失に影響していると考えられている。 ○しかし、口腔(顎骨)の骨量と歯周病との関連ははっきりしていない。 ○歯の喪失と骨粗鬆症との関係は多くの報告がなされ、大部分で、骨粗鬆症あるいは低骨密度と歯の喪失とは関連性があると報告されているが、歯の喪失との関係は明確な結論を出せない。 ○骨粗鬆症と歯周病の関連については、多くの研究が報告され、その関連性を示唆する報告も多いが、多くの研究がサンプル数も十分とはいえず、断面的な調査結果であり、年齢、性別、喫煙、人種、ホルモンなどの諸因子を考慮した適切な対照群を選択して検討した報告が少ないことから課題が残されている。 |
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